文化祭 クレーンを使用してみて
今回は遅くなってしまいましたが、文化祭で使用したクレーンについて書きたいと思います。
文化祭で使用したクレーンはご紹介したように、このようになっています。
文化祭ということで、ステージ発表、合唱、更に講座など様々なものがあり、とびとびくんだけでは撮影が困難でした。
しかし、クレーン操作も難しく、一人だけでは動かせないのが欠点です。
まず、クレーンを操作し撮影する人で一名、そしてモニターの電源+光ケーブルをまとめたコード(約15mほど)巻く人で一名、これはクレーンを移動させる際、コードを踏まないようにするためです。またクレーンを移動させる際に三脚を支える&撮影補助として一名、計3名の大掛かりなものでした。
クレーン操作については、重りをつけてある程度まではカメラとつりあうようになっているのですが、講座などで撮影する対象が動かないとなると、カメラも固定しなくてはならないので、簡単そうに見えて”固定”ということが、困難でした。
今回装備を増やした関係で、ウエイトバランスが少し狂っているかもしれません。ウエイトの見直しも必要だと思いました。
また改良できる点がいっぱいある中、モニター、カメラコンバーターを取り付けている金具を改良することが課題となりました。
文化祭で使用したカメラコンバーター周辺の配線は3枚目、4枚目のようになってます。
カメラコンバーター+モニターだと結構な重量があります。カメラコンバーターを操作するときに不安定と感じました。
今回はカメラ電源はバッテリーを使用しました。電圧を降す回路を作る暇がなく、カメラコンバーターとモニターの12V系のみ電源からとるようにしました。実はすべてバッテリーで動作させることも考えたのですが(ドリーで動くため)、1日もたせるバッテリーを用意できませんでした。
しかし、そのためにカメラケーブルと電源ケーブル(100V)をビニールテープで1つにしています。
以前SDの頃は、複合ケーブルで1本だったと先輩から聞いたので、配線は面倒になったと思います。
このように実戦投入してみた物はやはり未知数なものばかりで、セットし、使用してみて問題点がわかり、そのようにして少しずつ問題点を解消していくことが大切だと、文化祭でクレーンを使用してみて分かりました。